はじめに
前回のその2ではフランスの中でもとりわけ重要な代表的な名産地であるボルドー地方、ブルゴーニュ地方そしてシャンパーニュ地方に関して、それぞれの中心都市も含め見ていきました。
続けて今回、ご紹介させて頂きたい名産地ですが、ボルドー地方、ブルゴーニュ地方そしてシャンパーニュ地方と一般的な知名度では及ばないものの、同じく素晴らしいワインを数多く生産している地域であるコート・デュ・ローヌ地方、そしてロワール渓谷地方について前回と同様にフランスの中での位置関係とそれぞれの中心都市について見ていきたいと思います。
まずは手元にMapを準備しよう

今回も例によって各地方を見ていくに当たりまずは手元にGoogle Mapsを準備しましょう。
では早速始めていきます。
コート・デュ・ローヌ地方
フランス南東部に位置し、ローヌ川流域に南北に渡って位置するのが、コート・デュ・ローヌ地方です。上記の地図で言うと南東方向の大凡紫色部分の地域になります。
コート・デュ・ローヌはスペルではCôtes du Rhôneと書きます。
おや、普通の英語では見慣れない記号がありますね?
はい、これアクソン シルコンフレクス(accent circonflexe)と呼ばれるものなのですが、ここでは細かいことは気にせずこのスペルごと覚えてしまって下さい。(勿論、興味のある方は是非調べて見て下さい)
コート・デュ・ローヌ地方の中心都市はリヨン。スペルはLyonと書きます。
コート・デュ・ローヌ地方の北部は夏は暑く、冬は寒い気候であるのに対して、南部は夏と冬は乾燥し暑く、春と秋は雨が多い気候となっています。
ちなみにこのローヌ川。源流は何とお隣の国スイスのローヌ氷河から来ておりフランスの4大河川の一つにも数えられています。

ロワール渓谷地方
続いてはロワール渓谷地方。ロワール渓谷地方はフランス中央部から大西洋まで流れるフランス最長の河川ロワール川流域に位置しています。
上記の地図で言うとパリ南西部から西方向に広がる地域を指し、大凡黄色部分の地域になります。

ロワールはスペルではLoireと書きます。
ロワール渓谷地方の気候は比較的冷涼な気候ではあるものの、概して穏やかな気候に恵まれています。
ロワール渓谷地方の中心都市はナント。スペルはNantesと書きます。
そして何と言ってもロワール渓谷地方で外せないのがその流域に点在する数々の美しい古城です。
代表的な古城の一つにロワール渓谷地方最大規模のシャンボール城が挙げられます。
これは余談ですが、何とシャンボール城(Château de Chambord)はあの有名なディズニーの実写版の「美女と野獣」モデルにもなったと言われています。

この他にもシュノンソー城(Château de Chenonceau)など数々の素晴らしい古城があるので、是非機会があれば一度行かれることをオススメしたいです。
またYouTubeなどでもその美しさが分かる映像が様々にありますので、十二分にその美しさと壮大さが伝わるかと思います。まずはそちらの方を一度ご覧になられると良いかと思います。
まとめ
前回お伝えさせて頂いたボルドー地方、ブルゴーニュ地方そしてシャンパーニュ地方に引き続きこれらの最重要銘醸地に準ずるワインの銘醸地であるコート・デュ・ローヌ地方そしてロワール渓谷地方についてそれぞれの位置関係そして中心都市に関して見ていきました。
ここでは取り敢えず詳しい各地方の詳細は置いておいて、まずは各地方の位置関係を含めた概要をアタマの中でイメージ出来る様にしてみて下さい。
その際に必ずGoogle MapsやGoogle Earth等を用いて位置関係は勿論ですが、写真や動画なども駆使してその地方が具体的にどういう場所なのか?周辺の都市にはどういった都市があるのか?河川がどの様に流れているのか?など様々な角度から各地方を今後も見て頂ければと思います。
そうして頂く中で字面だけからは得られない知識が蓄積され今後より深いレベルでワインをお楽しみ頂けることにも繋がりますので一手間かかってはしまいますが、今後も是非継続していきましょう。
次回は残すフランスのワインの銘醸地であるプロヴァンス地方、ラングドック・ルーション地方そしてアルザス地方について見ていきたいと思いますので、お楽しみに。

